溺愛×ミッション!①~エリート学園の超モテスパイ男子たちに溺愛されちゃってます!
空き教室のドアをバタンと閉めると、ソウくんはその瞬間パッと私の手を離した。
シーンと静まり返った教室の中、ふたりで向かい合う。
だけど私はドキドキというよりも、なにを聞かれるのか怖くて、ビクビクしてしまって。
「あ、あの……聞きたいことって……」
おそるおそるたずねたら、ソウくんは真面目な顔でこちらをじっと見つめてきた。
「お前、やっぱりなにかあるんだろ」
言われた瞬間、ドクンと心臓が勢いよく飛びはねる。
う、ウソッ。やだ……。
やっぱりソウくん、私のこと疑ってる⁉
「今日もあの爆弾が本物だって気づいてた。この前も俺に鉄筋が落ちてくるって気づいてた」
ソウくんの瞳が、私をまっすぐにとらえる。
「もしかして、予知能力かなにか?」
「……っ!」
シーンと静まり返った教室の中、ふたりで向かい合う。
だけど私はドキドキというよりも、なにを聞かれるのか怖くて、ビクビクしてしまって。
「あ、あの……聞きたいことって……」
おそるおそるたずねたら、ソウくんは真面目な顔でこちらをじっと見つめてきた。
「お前、やっぱりなにかあるんだろ」
言われた瞬間、ドクンと心臓が勢いよく飛びはねる。
う、ウソッ。やだ……。
やっぱりソウくん、私のこと疑ってる⁉
「今日もあの爆弾が本物だって気づいてた。この前も俺に鉄筋が落ちてくるって気づいてた」
ソウくんの瞳が、私をまっすぐにとらえる。
「もしかして、予知能力かなにか?」
「……っ!」