溺愛×ミッション!①~エリート学園の超モテスパイ男子たちに溺愛されちゃってます!
「キャーッ! ソウくんこっち向いて~!」

「ソウくんって、いつ見てもクールでカッコいいよね!」

さっきから一番熱い視線を浴びている、青い髪の男の子。彼が同じく一年生の水野蒼(みずのそう)くん。

クールでいつも冷静、息をのむほどキレイな顔をした彼は、入学早々「学校一のイケメン」だとさわがれていて、プラネットの中でも人気ナンバーワン。

人並みはずれた運動能力の持ち主で、足が速いのははもちろん、バク転などのアクロバットもできちゃう。

スポーツなら、なにをやらせてもトップレベルなんだ。

子供のころから空手や柔道を習っていたらしく、格闘技もめちゃめちゃ強いってウワサだし。そのうえ頭もいいから、「まさに完璧男子!」って言われてる。

SP科はクラスがひとつ(Z組)しかないから、レントくん、ソウくんとは一応同じクラスなんだけど、私はまだ一度もしゃべったことがないんだ。

「すごいよね~。みんなただでさえ超イケメンなのに、中身までエリートだなんて!」

「才能がありすぎて、校長が直々にスパイの技術を教えてるってウワサもあるもんね」

「将来全員SCOPE(スコープ)入りは確実って言われてるしね!」
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