秘密恋愛短編集
☆☆☆
今日の晩ごはんはどうしようかな。
お昼のお弁当を食べながらふと頭をよぎった。
お弁当箱の中にはウインナーと玉子焼きとミートボールが入っている。
それらを見ながらハンバーグなんてどうかな?
聡、ハンバーグ嫌いじゃないよね?
と、考える。
そうだ、迷った時は本人に聞けばいいんだ。
教室後方で男子3人と固まってお弁当を広げている聡にチラリと視線を向ける。
聡のメッセージIDは仲良くなったときにすでに交換していたけれど、兄妹になってから連絡するのはこれが初めてだった。
なんだか少し緊張する。
《理恵:今日の晩ごはんはなにがいい?》
まるで夫へ向けてするメッセージのようで、本当にドキドキしてきた。
しばらく待っていると返信が来た。
今日の晩ごはんはどうしようかな。
お昼のお弁当を食べながらふと頭をよぎった。
お弁当箱の中にはウインナーと玉子焼きとミートボールが入っている。
それらを見ながらハンバーグなんてどうかな?
聡、ハンバーグ嫌いじゃないよね?
と、考える。
そうだ、迷った時は本人に聞けばいいんだ。
教室後方で男子3人と固まってお弁当を広げている聡にチラリと視線を向ける。
聡のメッセージIDは仲良くなったときにすでに交換していたけれど、兄妹になってから連絡するのはこれが初めてだった。
なんだか少し緊張する。
《理恵:今日の晩ごはんはなにがいい?》
まるで夫へ向けてするメッセージのようで、本当にドキドキしてきた。
しばらく待っていると返信が来た。