秘密恋愛短編集
ちゃんとわかるように言ってくれないと、理解できない。


だから質問しようと思ったのに、また悦司に抱きしめられていた。


ふたりの心音が重なりあうほど近くに感じる。


「だから、そのメガネ人前で外すの禁止な」


メガネ?


そう言われてあっと小さく声をあげた。


まさか美少女って……。


「その可愛い顔は、俺だけの秘密」




END
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