私の人生を変えてくれた人
「でもまた声がして…
起きてって…
夢の中が現実だと思ってたので…
混乱しました…
私は起きてるって…」
「うん」
「それでまた声がしたんです
次は戻ってきてって…
私に戻るところなんてない…
私の今の居場所はここなんだって思ってた…
けど、どこかで助けてほしいって思ってたから…
声のする方へ手をのばした…」
「うん」
「そして目が覚めたんです
それでやっとさっきのは夢だったんだって気づけました…」