私の人生を変えてくれた人

「先生はどうして私にそこまでしてくれるの…?
 私はもう逃げたい…
 もう向き合うのがいやなんだ…
 疲れちゃったよ…」

「俺は……お前のことが好きなんだ
 生徒としてももちろんだけど、一人の女性として
 だから俺はお前に頑張ってほしいんだ…
 ずっと笑っていてほしいんだ…」

「先生…」

「ごめん…
 こんなこと言うつもりじゃなかったんだけど…
 忘れて…?」

「それは…無理だよ」

「岩本…」

「私も…先生が好きだよ…」
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