私の人生を変えてくれた人
「まぁそれで手をにぎられて離してくれなかったんですよ」
「だろうな」
ムッ
ちょっとだけ睨んだ
まぁいいや
つづけるか
「手をにぎられたまま先生が戻ってくるのを待ってたんです
なんか、話しているうちに関口先生は警戒しなくても大丈夫だって思えたんです
関口先生は優しい先生だなって思いました!」
「ハハッ、そっか
関口先生は優しいもんな」
なんか先生寂しそう…
私何かしたっけ?
「それで何話してたの?」
「それは…内緒です…」
「えっ!教えてくれないの!?
ここまで話したのに?」
「そんなに知りたいなら関口先生にきいてください」