fantasista 3 ー永遠にー




「おい、琥太郎。そろそろ帰れよ。

新婚初夜を邪魔すんな」


柊は言う。

そもそも新婚初夜でないのに。

それなのに琥太郎君はいちいち反応して、


「みどり、柊はやっぱり上手いのか!?」


なんて聞いてくる。

デリカシーのない琥太郎君、本当にやめて欲しい。

あたしは柊しか知らないから、柊が上手いのかどうかも分からない。




< 11 / 469 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop