fantasista 3 ー永遠にー


とりあえず、身体が寒すぎるから熱々のシャワーを浴びることにした。

浴室の鏡に映る俺は、亡霊のように青白い顔をしている。

まるで、みどりがいなかった頃の俺のようだ。



……まてよ?
みどり?

みどりは何してるんだ?

もしかして凪と……?



考えるだけで泣きそうになった。

凪は俺を酔わせて、力ずくでみどりを取る作戦だったんだ。

俺、挑発に負けて何してるんだろう。


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