fantasista 3 ー永遠にー




急に不安になった。

まず、みどりの生存確認をしないといけない。

この家にいなかったらどうしよう。



俺はシャワーを止め、タオルで身体を拭いて、全裸のまま寝室へと入る。

俺たちのダブルベッドの上には一つ膨らみがあって、みどりがいるんだと安心した。

安心して泣きそうになった。

みどりが凪に捕まっていなくて良かった。

凪に取られたら俺、今度こそ死ぬかもしれない。



< 153 / 469 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop