fantasista 3 ー永遠にー




「みどり!」


大好きな声が聞こえる。

テレビ越しでその声を聞き、はやく会いたいと思った。

彼のことを考えると、いつも顔がにやけてしまう。

あたしは柊なんかに振り回されないと思っていたのに、いつの間にこうも溺れていたんだろう。

柊のことばかり考えるようになったんだろう。



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