fantasista 3 ー永遠にー



「てめぇら、ふざけやがって!!」


怒鳴り散らし、みどりの膝に乗る凪を蹴飛ばす。

凪はびっくりして飛び起きて、俺の蹴った背中をさする。

それでも俺の怒りは治らず、剛の手から紙パックをひったくる。

そしてそれをゴミ箱にぶち込んだ。



「みどりは俺のだ!

てめぇら何のつもりだ!!」




みどりに触れていいのは俺だけだ。

その膝に頭を置く!?

間接キス!?

あり得ねぇよ。

俺、みどりの夫じゃねぇのかよ!?



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