fantasista 3 ー永遠にー

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ーみどりー




今日は久しぶりに、舞さん夫婦と食事に来ている。

大迫さんは部署移動したが、二人は順調だ。

そしていつものように、他愛もない話をすると思っていたのだが……




「蚊に刺されちまって……」


柊はそう言いながら、わざとらしくキスマークを見せつける。

そんな柊を睨みながら、


「あんた、なんでこんなところにいるの!?」


あたしは震えていた。



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