fantasista 3 ー永遠にー
今日の食事はもちろん、柊が来る予定はなかった。
いつも通り、舞さんと大迫さんとあたしの三人の予定だった。
それなのに当然のように柊がいて、キスマークを見せつけるのだ。
柊はやっぱり頓珍漢だ。
大迫さんが、
「それは凶暴な蚊ですね」
なんて同調する。
大迫さんのことだ、分かっていてやってるのだろう。
あたしは真っ赤になって震え続けている。
そして大迫さんは続けた。
「でもお二人、レスなんじゃないですか?」