fantasista 3 ー永遠にー
あたしは柊と幸せになりたい。
このままあたしの前から柊が消えてしまったら……あたしはきっと狂うだろう。
そして、かつての柊のようにずっと柊を探すだろう。
「いなくならないで……
一緒にいてよ、柊!!」
すがるようにその身体を抱きしめる。
「あたしには、柊がいなきゃ駄目なんだよ!」
こんなにも、柊に溺れるとは思ってもいなかった。
あんなに大嫌いだったのに、こんなにも大好きになってしまった。
再会して、また一段と大好きになった。