fantasista 3 ー永遠にー



柊の横顔が見えた。

サッカーをしている時と同じ、あたしの大好きな楽しそうな顔だった。

そして、結果はどうであれ坊主がどうであれ、竹中君には勝ってほしいと思ってしまう。




それでも、柊はやっぱり柊だった。

なんであんなに簡単そうにするのか分からないが、次々とボードを落としていく。

その余裕の姿に惚れ直してしまう。

そして、胸がドキドキキュンキュンと音を立てる。



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