fantasista 3 ー永遠にー
「みどりがいるからパーフェクト出来た。
すげーよ!
今夜はロブスターディナーに招待されたぞ!!」
「えっ!?本当!?」
子供みたいにはしゃぐあたしたち。
こうやって、柊と一緒に喜べて本当に嬉しい。
そして柊は圧勝だったというものの、竹中君には何も言わなかった。
それが柊のさりげない優しさだと思う。
「これで坊主も免れた、よっしゃああ!!」
柊はそう言ってあたしの背中に手を回し、あたしたちは歩き始める。