fantasista 3 ー永遠にー
思いっきり笑ってしまうあたしに、大真面目の琥太郎君は聞く。
「なぁみどり、何がそんなにおかしいんだ?」
あんたの服だよ、なんて言えるはずもなく、苦し紛れに言うあたし。
「あっ、あの!
急に柊のモノマネ芸人を思い出してしまって!」
だけど柊はこれまた笑いながら言う。
「お前の服だろ」
ちょっと、柊!
本当にやめてよ!!
分かっているんだから、そこはフォローしてよ!!