fantasista 3 ー永遠にー




ひとしきり笑ってあたしは、視界に琥太郎君を入れないようにする。

それなのに柊が、


「土産だ」


なんてシンプルなTシャツを渡し、予想通り琥太郎君が、


「こんな地味なもの着れるか!?」


なんて投げ捨てる。

予想通りすぎてまた笑ってしまう。



柊は笑いながら言った。


「琥太郎!お前絶対テレビ出れるって!

有名人になれるって!!」


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