fantasista 3 ー永遠にー


琥太郎君の服は罪だ。

だけどその扱いは可哀想だ。

琥太郎君だって、あたしが出血し始めてから、毎日柊の神経質な相談に乗っている。

もちろん、あたしの体調に関する相談だ。

それでも琥太郎君は、今日はあたしの様子を来てくれた訳ではなくて……不意に、衝撃的な言葉を吐いたのだ。



「俺、結婚したから」


その言葉に、


「「はぁぁぁあ!?」」


柊とあたしは大声を出していた。


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