fantasista 3 ー永遠にー







家に帰ると、柊のいとこの琥太郎君がいた。

琥太郎君は大病院の産婦人科医だ。

柊のいとこなだけあって美形だ。

頭だけでなく顔の偏差値も高い琥太郎君だが……





「うわっ」


柊は琥太郎君を見て吹き出した。


「琥太郎、なんだそれ。結婚式か?」


あたしも必死に我慢するが、どうしても笑ってしまう。

だって、琥太郎君の服のセンスは凡人離れしているのだ。



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