四季折々
秋
「別れよう。」
泣きながら電話口でそう話しているのは、私が大好きな人。
ついこの間、1週間前一緒に旅行に行った、
半年と少し付き合った彼氏。
「え、なんで急に、嘘でしょ」
「遠距離辛いよ…もう無理だよ、他の人に目移りしそう」
「それってまさか、もう他に好きな人がいるってこと?」
「ちがう、ちがうよ。まだ翠のことが好きだよ。でももう、このまま遠距離で会えないって生活が辛いんだ」
そういった彼も、そう言われた私も涙が止まらなかった。
東京と九州、決して近くは無い距離だった
それでも恋に落ちてしまったのは必然というか、偶然というか。
2ヶ月に1度しか会えない関係だったけれど
喧嘩もしたことないし、上手くやれていると思っていた
本当に好きで、好きで好きでしょうがなくて大好きだった
人生で1番の恋だったからこのまま彼とずっと幸せになっていたいとそう思っていたのに
「もう、出した答えは変わらないの…?」
そう恐る恐る聞くと、彼は
「ごめん、俺1度決めたことは絶対に変えたくない人だから。別れよう。」
そうはっきりと私に告げた。
泣きながら電話口でそう話しているのは、私が大好きな人。
ついこの間、1週間前一緒に旅行に行った、
半年と少し付き合った彼氏。
「え、なんで急に、嘘でしょ」
「遠距離辛いよ…もう無理だよ、他の人に目移りしそう」
「それってまさか、もう他に好きな人がいるってこと?」
「ちがう、ちがうよ。まだ翠のことが好きだよ。でももう、このまま遠距離で会えないって生活が辛いんだ」
そういった彼も、そう言われた私も涙が止まらなかった。
東京と九州、決して近くは無い距離だった
それでも恋に落ちてしまったのは必然というか、偶然というか。
2ヶ月に1度しか会えない関係だったけれど
喧嘩もしたことないし、上手くやれていると思っていた
本当に好きで、好きで好きでしょうがなくて大好きだった
人生で1番の恋だったからこのまま彼とずっと幸せになっていたいとそう思っていたのに
「もう、出した答えは変わらないの…?」
そう恐る恐る聞くと、彼は
「ごめん、俺1度決めたことは絶対に変えたくない人だから。別れよう。」
そうはっきりと私に告げた。