銀髪のイケメン暴走族
簓と夒は、生徒会室から出て校門に向かう。
学校の外に出ると_____
暴走族のバイクがズラリと俺を囲んだ。
「_____そうだと、思ったぜ。簓……」
「よぉ、簓。久しぶりだな〜。夒、記憶が戻って良かったな。だがな、ここで終わらしてやる」
「ふん、それはどうかな?」
夒は、その場に言葉を残して、風を切る。
しーん……っと、静まり帰ったと思ったら相手の暴走族達はその場に倒れ込んでしまったのだ。
「______残るは、お前達か」
「中々の腕前だ。俺は、そう……は、いか……ない、よ……」
草基は、口から血を吐いて地面に倒れた。
「簓。良い仲間だった。ありがと……そして、二度と俺の前から姿を見せるな」
簓は、地面に座り込んだ。