陛下、たとえあなたに「ぼくらの間に愛などない」と宣言されたとしても、事故死する運命を避けることが出来なくても、私はあなたを愛し続けたいのです
「陛下、わたしも悪かったのです。あなたを愛しすぎていて、あなたを避けてしまっていました。だけど、これからは違います。愛する人の側にいたい。ずっとずっと側にいたい。たとえあなたがわたしを嫌いになったとしても、わたしはあなたの側にいたい」

 いっきに思いの丈を綴った。

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