離婚予定の契約妻ですが、クールな御曹司に溺愛されて極甘懐妊しました
すると横から面食らった顔をしたまま泉が声を発した。
「え、純玲、この方は?」
(そりゃ、そう聞くよね……)
なんて答えようかと内心アワアワとしていると、瑠美の友人たちがヒソヒソと話しているのが聞こえて来た。
「ねぇ、あのバッチって……」
泰雅の胸に黄金色に光るのは弁護士バッチ。普段は着用せず携帯するだけの彼が、こうして身に着けているのを見るのは初めてだ。
「私は高梨・モルトレー法律事務所でパートナー弁護士をしている白石泰雅といいます。来週から御社、百田ホールディングスの顧問弁護士になりますのでよろしくお願いします」
泰雅は柔らかい物腰で自ら挨拶する。泉だけではく敢えて周りに聞こえるようにしているのは気のせいだろうか。
(やっぱり、泰雅さんうちの顧問弁護士になるんだ!)
初めて聞く話に純玲が驚いていると、瑠美の隣で肇も驚いている。
「高梨・モルトレーって、あの5大法律事務所の?」
「え、純玲、この方は?」
(そりゃ、そう聞くよね……)
なんて答えようかと内心アワアワとしていると、瑠美の友人たちがヒソヒソと話しているのが聞こえて来た。
「ねぇ、あのバッチって……」
泰雅の胸に黄金色に光るのは弁護士バッチ。普段は着用せず携帯するだけの彼が、こうして身に着けているのを見るのは初めてだ。
「私は高梨・モルトレー法律事務所でパートナー弁護士をしている白石泰雅といいます。来週から御社、百田ホールディングスの顧問弁護士になりますのでよろしくお願いします」
泰雅は柔らかい物腰で自ら挨拶する。泉だけではく敢えて周りに聞こえるようにしているのは気のせいだろうか。
(やっぱり、泰雅さんうちの顧問弁護士になるんだ!)
初めて聞く話に純玲が驚いていると、瑠美の隣で肇も驚いている。
「高梨・モルトレーって、あの5大法律事務所の?」