切れない縁
翌日のお昼頃到着した3人。

「アレ!母さん。どうしたの?」

「お手伝いに来たの」

「あ、爺ちゃん、婆ちゃん、母さんに紹介します!
大学の友達で山田 和樹くんと、川上 北斗くんです。」

「みなさんようこそ。暑かっただろう。さぁ入って冷たい麦茶でも飲んでからゆっくり話そう」

「「ハイ。お邪魔します!」」と元気な子たちだった。

「俺たちさ、これから昼メシは北海道にはないハンバーガーショップに食べに行ってくるから〜」

「あの、コレはウチで作ってるメロンです。
みなさんで召し上がって下さい。」と山田くん。

「わぁ〜凄い。ありがたくいただきますね。」

「あの、ウチは酪農やってまして、コレはうちの牛乳で作ってるチーズとバターです召し上がって下さい。」と川上くん。

「わぁ、凄く高級な品をありがとう。」とお義父さんもお礼した。

「本当にご馳走様です。ありがとう」

へへへ。と照れてる2人だった。

出かける3人に向かい私が
「夕飯は唐揚げだからね。」と伝えると

「「ヤッタ!ザンギた!」」

「ザンギって久しぶりに聞いた〜」

山田くんと川上くんがキョトンとした。

「あ、ウチの母さん札幌出身なんだよ」と健一郎の説明に納得した2人だった。

「じゃあ、行こうぜ。」と健一郎に誘導される2人。

「「行ってきます」」と山田くんも川上くんも挨拶して出かけていった
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