俺は◯んで、幼なじみの体を乗っ取った

「ケンカなんかしてないよ」

「もしかして、克己くん彼女でも出来た？」

その質問の回答は１択しかないけど、それ以外の答えを探してしまっている俺がいた。

それは俺の母親もセッちゃんも俺と凪沙が一緒になることを望んでいたからだ。

それなのに俺は凪沙以外の女性と付き合った。

「・・・・・」

「そっ‥そうなんだ。でもこればっかりは仕方ないよね」

そうは言っているけど、動揺しているのを隠しきれていなかった。