俺は◯んで、幼なじみの体を乗っ取った
店に入った俺らは注文したドリンクバーを飲みながら、ただ寄り添って時を過ごした。

そうしているだけで、心が落ち着いた。

里香もきっとそうだろう。

しばらくすると、隣から寝息が聞こえてきた。

顔を覗いてみると、里香は目を閉じ眠っていた。

俺に会えて安心したのだろう。

そんな里香を見ていたら、無性にいじらしく、愛おしく思えた。

気付いたら眠っている里香の顔が数センチの距離にあった。

一瞬躊躇ったけど、次の瞬間には俺の唇は里香の唇と重なり合っていた。
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