俺は◯んで、幼なじみの体を乗っ取った
里香の息遣いを感じた。

かなり長い時間、キスをしていると里香がゆっくりと目を開けた。

とっさに唇を離した。

「いいよ」

里香はそう言うと、再び目を閉じた。

どういう感情なんだ?

俺の…凪沙のキスを許すというのか?

もしかして…

「里香…」

「早くして。恥ずかしいから…」

状況がよくわからないけど、俺は里香に言われるままに唇を重ねた。

とろけるような里香の唇のやわらかさ。

甘い香り。

理性を抑える事が出来なくなった。

気付けば俺は里香を押し倒し、熱いキスをしていた。

長い間キスをした。

でも、里香は嫌がる事も拒む事もなくされるがままになっていた。

それから朝まで一緒にいた。

帰ったのは始発が動き出した頃だった。
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