俺は◯んで、幼なじみの体を乗っ取った
翌日――
今日もいつものように登校し教室に入って行くと、俺の席に目がいった。
机の上には小さな花瓶にキレイな花が1輪ささっていた。
誰かが毎日のように花を交換して俺の席に置いてくれていた。
Sと勇斗に誰がやっているのか聞いてみたけどわからないと言っていた。
ただ、俺があの忌まわしい事故で亡くなった数日後から花が供えられるようになったと言っていた。
里香ではなかった。
本人から否定されたので間違いない。
だとしたら一体誰が?
俺のために毎日花を供えてくれる生徒なんて思い浮かばなかった。
だから担任の先生がやってくれているものだと思っていた。
朝のホームルームが終わり、トイレに行こうと廊下を歩いていると担任とすれ違った。
「先生、いつもカッちゃんの机に花を供えてくれてありがとうございます」
「何のこと?」
「先生が、カッちゃんの机に毎日花を供えてくれてるんじゃないんですか?」
「私じゃないわよ。親友の笹崎くんか高畑くんじゃないの?」
「アイツらじゃないんですよ」
先生じゃないとしたら一体誰なんだ?
ますますわからなくなってきた。
でも、誰だかわからないまま放っておくことは出来ない。
確認する必要があると思った。
今日もいつものように登校し教室に入って行くと、俺の席に目がいった。
机の上には小さな花瓶にキレイな花が1輪ささっていた。
誰かが毎日のように花を交換して俺の席に置いてくれていた。
Sと勇斗に誰がやっているのか聞いてみたけどわからないと言っていた。
ただ、俺があの忌まわしい事故で亡くなった数日後から花が供えられるようになったと言っていた。
里香ではなかった。
本人から否定されたので間違いない。
だとしたら一体誰が?
俺のために毎日花を供えてくれる生徒なんて思い浮かばなかった。
だから担任の先生がやってくれているものだと思っていた。
朝のホームルームが終わり、トイレに行こうと廊下を歩いていると担任とすれ違った。
「先生、いつもカッちゃんの机に花を供えてくれてありがとうございます」
「何のこと?」
「先生が、カッちゃんの机に毎日花を供えてくれてるんじゃないんですか?」
「私じゃないわよ。親友の笹崎くんか高畑くんじゃないの?」
「アイツらじゃないんですよ」
先生じゃないとしたら一体誰なんだ?
ますますわからなくなってきた。
でも、誰だかわからないまま放っておくことは出来ない。
確認する必要があると思った。