俺は◯んで、幼なじみの体を乗っ取った

修正

翌日…

今日は土曜日。

午後から小学４年生の芹澤聖人くんの体に入っている父親の芹澤孝之さんと高校１年生の生稲華さんの体に入っている祖母の生稲鈴子さんと会う約束をしていた。

３人で会うのはこれが３回目だった。

月に１度会って、お互いの近況を報告し合っていた。

時には電話で話す事もあった。

待ち合わせの場所は駅前のファミレス。

俺は約束の時刻の１４時の３０分前に到着した。

まだ２人は来ていなかった。

それから１０分後、最初にやって来てのは孝さんだった。

この頃、俺らは互いを元々の名前で呼び合うようにしていた。

俺は芹澤さんのことを孝さんと呼び、生稲さんを鈴子さんと呼んでいた。

孝さんは俺を三上くんと呼び、生稲さんを俺と同じく鈴子さんと呼んだ。

また鈴子さんは俺を克己くんと呼び、芹澤さんを孝之くんと呼んだ。