俺は◯んで、幼なじみの体を乗っ取った
でも、カッちゃんが私の中に入って生きていてくれてるって知って、本当に嬉しかった。

出来るならこのままずっと、私の体を使って生き続けていて欲しい。

私の全てをカッちゃんに捧げたい。

「結城さん…」

「はい」

「私もあなたに聞きたい事があるの」

「何?」

「結城さんも三上くんの事、好きだったんでしょ?」

「・・・・・」

「それなのに私の相談にのってくれた。自分の気持ちを押し殺して、身を引いてくれたんでしょ?」

「私はそんな悲劇のヒロインじゃないよ」
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