俺は◯んで、幼なじみの体を乗っ取った
「大丈夫?歩ける?」

「大丈夫」

俺はフラつきながらも、1人で歩いて公園の中に入って行った。

すると俺に気付いた里香は走って俺のもとにやって来てくれた。

「凪沙ちゃん…」

「里香…待たせたな。でも、何とか間に合った。会えて良かった」

「最後みたいな言い方しないで」

「ごめんな。最後なんだ、これが…」

「・・・・・」

体に力が入らなくなり、里香にもたれかかった。

里香は俺を受け止めると、優しく抱きしめてくれた。
< 347 / 368 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop