俺は◯んで、幼なじみの体を乗っ取った
忘れる訳ないだろ。

あんな小さなガキだったけど本気で凪沙と結婚したいと思ってたんだから。

結婚が何なのかもわからないガキのくせに…。

でも、今もその気持ちはかわらない。

凪沙は、そんな事知る由もないけど…。

「大丈夫よ。克己くんは忘れてないから」

「ハハハハハ…」

「もう、この話はおしまい。お母さんも昔の事を引っ張り出さないでよ!」

「わかったわよ。ごめん、ごめん」

セッちゃんは俺に向かってウィンクをした。

何だか俺の気持ちを見透かされてるようで怖かった。
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