俺は◯んで、幼なじみの体を乗っ取った
俺の体温が上昇しているのに気付いたのか?

それとも呼吸が荒くなっているのか?

密着している肌で俺の心臓のドキドキを感じたのか?

「なっ、何もしませんよ!」

やばっ···

何言ってんだ俺···

「何で敬語? しかも声裏返ってるし」

「黙れ。帰るぞ」

「あ〜こわっ」

凪沙は俺の腕の中でクスクスと笑っていた。

目が覚めると、俺は凪沙と向かい合って寝ていた。

時計を見ると、朝の5時過ぎだった。
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