俺は◯んで、幼なじみの体を乗っ取った
学校にいる時は、互いの友達と一緒に過ごした。

2人きりになって話をすることも行動を共にすることも殆どなかった。

でも、アイコンタクトをしては微笑みあったりした。

隠れてLINEを送り合ったりもしていた。

別に周りの目を気にしていた訳ではないし、クラスの中では俺と小川が付き合っているのは周知の事実になっていたから一緒にいても別に変ではない。

ただ友達と一緒にいる時間を大切にしたかった。

唯一つを除いては…。

凪沙には俺と小川が一緒にいるところを見られたくなかった。

きっと凪沙も見たくなかったはずだ。

小川もそれを察したらしく、教室にいる時は俺には近づかなかった。
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