余命1年の人生
手を強く握ったり、頬を突いてみたり、顔を近づけてみたりしたけど、琴美が起きることは無かった
「琴美、なんで起きねぇのかわかんねぇけど。達哉や、初夏ちゃん楓にクラスのみんなも待ってるんだぜ」
「なぁ、どんな夢見てるのか教えてくれねぇか?つーか、バスケ一緒にしたいんだけど」
色々話しかけてたら、夕方になっていた
「起きた時は大袈裟なくらい喜ぶからね。琴美が起きるまでずっと待ってるから」
1時間後
「ことちゃん起きなかったね。というか私の事覚えてるかな?昔、一緒に遊んだこと」
姉貴も昔、家の近くの公園で俺と一緒に遊んだことがあった
「ことちゃんに渡したいもの、あるんだけどな〜」
ダイニングテーブルには手のひらサイズの今流行っているというアニメのキャラクターのぬいぐるみだった
「あら、香織も達哉も座ってなにぼぅーとしてるの?」
どうやら俺たちが気づかないうちに母さんが帰ってきていたらしい
「琴美、なんで起きねぇのかわかんねぇけど。達哉や、初夏ちゃん楓にクラスのみんなも待ってるんだぜ」
「なぁ、どんな夢見てるのか教えてくれねぇか?つーか、バスケ一緒にしたいんだけど」
色々話しかけてたら、夕方になっていた
「起きた時は大袈裟なくらい喜ぶからね。琴美が起きるまでずっと待ってるから」
1時間後
「ことちゃん起きなかったね。というか私の事覚えてるかな?昔、一緒に遊んだこと」
姉貴も昔、家の近くの公園で俺と一緒に遊んだことがあった
「ことちゃんに渡したいもの、あるんだけどな〜」
ダイニングテーブルには手のひらサイズの今流行っているというアニメのキャラクターのぬいぐるみだった
「あら、香織も達哉も座ってなにぼぅーとしてるの?」
どうやら俺たちが気づかないうちに母さんが帰ってきていたらしい