余命1年の人生
「あ、達哉くん…、行こっか」
俺らは駅前に集合を約束に琴美の病院へ足を運ぶ
もう何度目か分からないけど、琴美が起きるまで通うことにした
これはもう1年前から決めてること
そのうち起きてくれることを願って、今日も色々話しかけてみた
「琴美、次新曲発売するんだよな。『アキノ夜風』って曲なんだけど。秋に発売日だからそれまでは起きてくれねぇかな」
「え、なにそれ初耳」
「普通は発表するときに公式からお知らせするんだが、特別にな」
「そっか〜」
「なぁ、『Warning Shot』かけたら琴美起きないかな」
「なにそれ?」
それは初めて聞くのか
ならちょうど良かった
Warning Shotは激しい音楽だからびっくりしちゃってな
俺らは駅前に集合を約束に琴美の病院へ足を運ぶ
もう何度目か分からないけど、琴美が起きるまで通うことにした
これはもう1年前から決めてること
そのうち起きてくれることを願って、今日も色々話しかけてみた
「琴美、次新曲発売するんだよな。『アキノ夜風』って曲なんだけど。秋に発売日だからそれまでは起きてくれねぇかな」
「え、なにそれ初耳」
「普通は発表するときに公式からお知らせするんだが、特別にな」
「そっか〜」
「なぁ、『Warning Shot』かけたら琴美起きないかな」
「なにそれ?」
それは初めて聞くのか
ならちょうど良かった
Warning Shotは激しい音楽だからびっくりしちゃってな