余命１年の人生

✫最終chapter✬ １１

ようやく・・・琴美side

そして…２年後

「んっ、んんー、なーにー？眩しいんだけど」

久しぶりに目を覚ますと、みんなの姿が見えた

「……！琴美」

「ことちゃん！」

「み、んな、」

私、生きてる

戻ってこられたんだ

私は一面見慣れた景色を見渡した

あれ、でもみんな…大人になってない？

あれれ？

もしかして……私、みんなが大人になるまで眠っていた？

しばらくすると、医者と看護師が病室に入ってきた

そして告げられたのは驚きの言葉だった

「琴美さん、あなた４年も眠ってしまってたんですよ」

……

……。

……えっ！