余命1年の人生
病室に行くと、鮫島くんが一人でいた
あれ?お母さんたちは?
私はなんて声をかければいいのか分からなかった、だけど何か言わないと
「ひ、ひ、ひさし、ぶりだね、」
すごくカッコ良さが増してる鮫島くんなんて見れなくて、私はベッドに座ったまま俯いた
鮫島くんからしてみればほぼ毎日お見舞い来てたから、久しぶりとかではないと思うけどね
「琴美」
鮫島くんは、以前茶色い髪の毛だった気がする
今、黒い
髪も肩くらいまで伸びてた髪の毛は今、耳元で切りそろえられている
私は鮫島くんの声で顔を上げると、突然抱きしめられた
「わっ、さ、さめ、じ」
「……良かった…」
鮫島くん?声が震えてる
「ほんとに良かった。琴美が、ことが、目を覚まさなかったら、どうしよか、と思っ、た」
鮫島くんがこんなに泣いてるってことものすごく心配をかけたって事だよね
あれ?お母さんたちは?
私はなんて声をかければいいのか分からなかった、だけど何か言わないと
「ひ、ひ、ひさし、ぶりだね、」
すごくカッコ良さが増してる鮫島くんなんて見れなくて、私はベッドに座ったまま俯いた
鮫島くんからしてみればほぼ毎日お見舞い来てたから、久しぶりとかではないと思うけどね
「琴美」
鮫島くんは、以前茶色い髪の毛だった気がする
今、黒い
髪も肩くらいまで伸びてた髪の毛は今、耳元で切りそろえられている
私は鮫島くんの声で顔を上げると、突然抱きしめられた
「わっ、さ、さめ、じ」
「……良かった…」
鮫島くん?声が震えてる
「ほんとに良かった。琴美が、ことが、目を覚まさなかったら、どうしよか、と思っ、た」
鮫島くんがこんなに泣いてるってことものすごく心配をかけたって事だよね