余命1年の人生
「ヤホ〜」

心の中で回想していたら本当に現れたわ

「シャイニングスター様ではありませんか」

私の顔は多分、引きつってる

達哉もいる

「琴美ちゃん、このカフェでバイトしてたんだね〜、制服、すごく可愛いよ!」

「カフェラテとカフェモカお待たせ致しました」

私が営業スマイルというものをやると、達哉までが顔が赤くなっていた

というかみんな変装しているからだろうか?

店内はそれぞれの話題で夢中になっているらしく、シャイニングスターに気づいていない様子だった

私がホールへと戻ると、先輩店員さんが聞いてきた

「ねぇ、琴美ちゃん、あの5人と知り合いなの?」

その男性店員は怪訝そうに聞いてきた
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