余命1年の人生
「記憶喪失じゃなくてただ小さい時だったから思い出せないだけなのかもしれないけどね」
あははと少し苦しそうに笑う琴美
「無理して思い出さなくてもいいから。そのうち思い出すまで待ってる」
俺は琴美を抱きしめながら、そう呟くと
「そっか…でもモヤモヤするんだよね。なかなか思い出せないのって」
「そうなのか…でも……。いや、この話はやめよう。明るい話をするか」
いつか琴美とか有栖達に俺のギターの音色聞いてもらいたいもんだな
「なぁ、琴美。いつ退院なんだ?」
琴美は1週間様子みで検査入院をしていて、今日か明日くらいは退院出来ることを聞いた
「今日の1時くらいだよ」
「そっか、あまり無理はさせないからさ、行きたいところ行かない?」
俺今日は完全オフの日だけど、明日からはまたみっちりレコーディングという日があるからなかなか休めない日が続く
だから今日位は俺と一緒にいてもバチは当たらないよな
あははと少し苦しそうに笑う琴美
「無理して思い出さなくてもいいから。そのうち思い出すまで待ってる」
俺は琴美を抱きしめながら、そう呟くと
「そっか…でもモヤモヤするんだよね。なかなか思い出せないのって」
「そうなのか…でも……。いや、この話はやめよう。明るい話をするか」
いつか琴美とか有栖達に俺のギターの音色聞いてもらいたいもんだな
「なぁ、琴美。いつ退院なんだ?」
琴美は1週間様子みで検査入院をしていて、今日か明日くらいは退院出来ることを聞いた
「今日の1時くらいだよ」
「そっか、あまり無理はさせないからさ、行きたいところ行かない?」
俺今日は完全オフの日だけど、明日からはまたみっちりレコーディングという日があるからなかなか休めない日が続く
だから今日位は俺と一緒にいてもバチは当たらないよな