余命1年の人生
その後もたくさんモール内を見て回っていい時間になったから、家に帰る

帰る時も手を繋いでる私と鮫島くん

家に着いたら、早速サングラスと帽子を脱いだ鮫島くん

まぁ、家では気を使わなくてもいいもんね

「おかえり!達哉くん、琴美」

リビングに行くとすごいい匂いがする

「あー、私の好きなパスタ〜」

ナポリタンとミートパスタとグラタンや、ポテトサラダなど、色とりどりの料理がダイニングテーブルに並べられていた

私は先程買ってきた荷物をソファの上に置いた

「はやく食べよー?」

廊下に飾ってある絵画の絵を眺めていた鮫島くんに座るように促した

兄の蛍とお母さんが私たちが買い物してる間にたくさんの豪華な料理を作ってくれたらしい

「サラダとかパスタは蛍が作ったのよ。凄いわね」

「えっ、蛍さんが?凄いですね。蛍さんの手料理はあの時も食べたけど、本当にすごいです。見習いたいと思います」

鮫島くんの尊敬する人は兄と答えていたほどだ
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