余命1年の人生
「ふふっ、そーだったんだ?ありがとね?わざわざ見に来てくれて、今友達とメッセージでやり取りしてた頃なんだ」

「そっか!じゃあそろそろ寝るか、おやすみ」

「うん、おやすみ」

私はコソッと隙間から鮫島くんが兄の部屋に入るのを見守っていた

入ったのを確認するとドアを閉めてベッドにダイブした

「なんかコソッと聞こえたような気もしたけど、気の所為ね」

私はそんなことを思いながら、目を閉じた



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