大嫌いで愛しいもの
お昼の罪悪
『お昼の罪悪』
目が覚めて,最初に悲しくなるのは嫌。
空腹と,外にいなくてはいけないような,明るい太陽の光。
大半を無駄にしたような,ひどい消失感。
誰もいないリビングで,ひとりぼっち。
だけど,嫌いばっかりじゃないの。
独りじゃないと母の布団に勝手に包まれるのも,せめてと興味のないニュースを垂れ流すのも。
全部どうしたって好きなのだから。
皆は今頃何してる?
たまに泣いてしまう,その時が嫌いなだけ。
目が覚めて,最初に悲しくなるのは嫌。
空腹と,外にいなくてはいけないような,明るい太陽の光。
大半を無駄にしたような,ひどい消失感。
誰もいないリビングで,ひとりぼっち。
だけど,嫌いばっかりじゃないの。
独りじゃないと母の布団に勝手に包まれるのも,せめてと興味のないニュースを垂れ流すのも。
全部どうしたって好きなのだから。
皆は今頃何してる?
たまに泣いてしまう,その時が嫌いなだけ。