エリート脳外科医は離婚前提の契約妻を溺愛猛攻で囲い込む

 そして、さっき思いついた小さな問題は――。
 実は、二年前にホテルで見かけたあの女性が患者さんの中にいたのだ……。

 もう二年も経ってるし、もう忘れているだろうとは思ってたんだけど……。
 目が合った瞬間、激しく睨まれた。

 まぁ問題と言ってもただそれだけ。

「まだ新米だから役に立てることも少ないけど……これから医療保育専門士の資格もとって、もっと役にたてればいいなって思ってる。がんばるよ」
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