部長、恋しませんか?〜文芸部の部長は3人のイケメン部員に愛される〜
泉くんが自分の小説を嬉しそうに眺めている。

その様子を見ている月島くんの目が寂しそうに見えた。

「いいな、自分の小説書けて」

そう月島くんが呟いた気がした。

「月島くん大丈夫?」

私がそう言うと、月島くんはパッと表情を明るくした。

「大丈夫だよ」

その誤魔化すような笑顔が私はなぜかすごく気になった。

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