部長、恋しませんか?〜文芸部の部長は3人のイケメン部員に愛される〜
「八つ当たりしてごめんね」

「多分、野々花ちゃんに書いていいって言われたかったんだと思う」

「野々花ちゃんは不思議な魅力があるよね」

「私が?」

「うん、なんか肯定してくれる気がする」

「そんなことないと思うけど・・嫌なことは嫌って言うよ」

「うん、だから安心できるんだ」

「今度、僕の小説読んでくれる?」

月島くんが私に身長を合わせてくれる。

「もちろん」

私が意気込むと月島くんが私にさらに一歩近づいた。





「あーあ、野々花ちゃん可愛い。僕と付き合わない?」





私が驚く前に泉くんが声を上げた。





「あー!俺も部長いいと思ってたのに!」





いや、何が起きてるの!?
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