いつも側に

私と優季は
二人で支えあいながら
二年後に入籍した。

宏香から
「早く、
ゆうちゃんをパパと呼びたいの。」
と、言われてしまった。

宏香にとって優季は
本当の父親よりも
信頼と大切で大事な存在に
なっていた。

自分が病気の時に
ずっと一緒にいてくれたのは
優季だと知っていたから。


優季との間に
第二子の男の子ができた。

宏夢( ひろむ )と名付けた。

優季と私
宏香と宏夢は
いつまでも仲良く暮らした。


海彩は、本当に幸せだった。

優季は、どんなに仕事が忙しくても
家族を大切に
家族を優先してくれる。


本人曰く

俺の癒やしは海彩と子供達だから
絶対に失いたくない。
と、言ってくれる。

そんな、優季が
私も大好きで
夫婦としても
とても仲良しだ。

「「いつも。いつまでも。

     側にいて。」」

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