献身遊戯~エリートな彼とTLちっくな恋人ごっこ~
カーテンの開いたホテルの部屋からは、東京の夜景が見えていた。
解放感溢れるこの高層階の一室で、私たちは素肌で絡まり合う。
「あっ……あっ、清澄くんっ……」
清澄くんの柔らかな舌は、時折固くなって私の敏感なところを刺激する。
「待って、あっ、んんんん」
果ててもすぐに弱いところを攻められて、彼の手は魔法のように私の感度を引き上げていった。
恥ずかしくてたまらないけど、もうお互いをさらけ出して、どんな自分でも隠さずにいたい。
「清澄くん、ここ……もっと……」
「いいよ。愛莉の気持ちいいところ全部触ってあげる」
受け止めてもらえる喜びに体が震える。
それは愛情に変わり、どんどん自分の胸に積もっていく気がした。